『これは内緒のはなしだからね。』

私が働いていた保育園で担当クラスにいた3歳のAちゃんの話。
あるとき、いつも通りにお庭で遊んでいると、『先生!お話があるの。』とAちゃんが私のもとへ駆け寄ってきた。
お話って何かな?と私が聞くと、
『あのね、昨日ねお父さんと公園にお出掛けしたの。それでね、お家に帰るときにアイス食べたんだ。』
と嬉しそうに話すAちゃん。
そうなんだ、良かったね。と声を掛けると、『そしたらね。パパが夜ご飯の前に食べたらママ怖いからママには内緒ねって言ってたんだ』
と言っていた。何て可愛いお話だろうと思って、Aちゃんがお迎えの時に、パパだったのでそのお話をしてくれましたよ。と伝えると、
『そのあと帰った途端Aが、ママに『今ママに内緒でアイスパパと食べたの!って言われちゃったんですよ。』
と困った顔でパパが言っていた。
Aちゃんはまだ内緒の意味がわからないようで、何のためらいもなくママに食べたことを言ったのだという。
その状況を考えただけで可愛く微笑ましくなってしまった。
ちなみにその時言われたお母さんは、笑って許してくれたとパパは安心した顔で言っていたのにも面白かった。